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2018年8月25日 (土)

山はむらさき 平澤興著

元京大総長の平沢先生の自伝です。1900年生まれで僕が京大に入学した年に逝去された方です。錐体外路系の研究などをされた元京大の解剖学の教授です。

最近の僕の興味は、なぜ我々のメンタリティが軟弱になってしまったのか、ということです。
この本はわずか100ページちょっとですので1時間もあれば読めてしまうと思います。そこに描かれている昭和初期から中期にかけての大学の姿には、今失われてしまった何かを感じます。
いくつか気になったところを。
「学生を奮い立たせるためには、教師自らが燃えなければならない」
「迷いや煩悶は若い人には誰にでもある。それを乗り越えてこそ、はじめて望ましい人間が生まれる」
「趣味は学生諸君との楽しい生活」
などなど。。。
30歳で新潟医科大(今の新潟大)の教授になったそうで、今では考えられないですが、でも平沢先生のような教師の元であれば、教室員も幸せだったのでは、と思います。

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