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2018年7月29日 (日)

グローバル企業にとっての日本の存在

最近、いろいろなグローバル企業の方と会う機会が多いのですが、彼ら(欧米人がほとんど)にとっての日本の意義について尋ねるようにしています。
日本の良い点
1.臨床研究をきちんと実施するのでデータの信頼性が高い
2.honestな国民性
悪い点
1.コミュニケーション能力(語学の問題や、意思表示をきちんとしないこと。たとえばわからないことをわからないと言わないので誤解が生じる)
2.PMDAとのやり取りで時間を要する(最近は改善されているらしい)
とまあ、大体いつも同じ答えが返ってきます。あと、よく言われるのは、「皮膚科においては、日本のサイエンスはトップレベル」とのことで、皮膚科領域は国際共同治験などにおいて、日本は欠かせない、という点。あまり他科と比較をするつもりはないですが、少なくとも現時点では日本は世界のskin biologyの研究社会の中できちんとプレゼンスを保てています。
先人の努力のおかげで今が有り、この良い状況を次の世代に引き継がないといけないと思っています。
ただ、僕の次のgenerationは、まだまだ存在感が薄い。研究のテーマが小さい。と僕は思います。
僕自身のことを棚に上げているとは思いますが、それでも次世代に向けてもっと僕は思ったことをはっきり伝えて行かないといけないと最近感じ始めました。それはうちの教室のメンバーにも同様です。論文のimpact factorを増やすことがメインの目標になってしまってはいないか。
そういったことを、僕ら自身も反省しつつ、そして、次の世代にも助言していかないといけない訳で、僕も、随分と老けてしまったわけです。

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