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2018年7月28日 (土)

オウム真理教の結末

13人の死刑執行という形で一区切りとなりました。
僕としては非常に後味の悪いものを感じます。
今回の事件の犠牲者は、サリンなどの被害を受けた方々だけでなく、オウム真理教に集信した人達とその家族など多岐にわたります。死刑執行された人の中には深く反省している人もいたようです。いじめやパワハラを身近でみた場合にそこにどこまで立ち向かえるのか。人間はそんなに強いわけではなく、誰にでも彼らのようになった可能性はありえます。
キリスト教信者ではないですが、ふと聖書の一節を思い出しました(ヨハネによる福音書、第8章の1~11節)。
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イエスはオリーブ山へ行かれた。 
朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、
御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。
そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、
姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、
イエスに言った。 
「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。 
こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
ところで、あなたはどうお考えになりますか。」
イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。
イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。
しかし、彼らがしつこく問い続けるので、
イエスは身を起こして言われた。 
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。」 
そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。 
これを聞いた者は、年長者から始まって、
一人また一人と、立ち去ってしまい、
イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。 
イエスは、身を起こして言われた。 
「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。 
だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。
「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。
これからは、もう罪を犯してはならない。」
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今回の死刑執行がなければオウム事件は徐々にみんなの記憶から忘れ去られていくだけだったかも知れませんので、このタイミングで死刑執行が行われたことで総括する機会が得られたのはなんとも複雑な思いがします。
死刑は基本的に反対の立場なのですが、それも自分がまだ関係者になっていないからだけからかも知れず、ただ、そんな中でも、今回の死刑は朝原氏だけでも十分だったように僕は感じます。
あと、こういうマインドコントロールに陥る危険性は、閉鎖空間におかれるときが一番高いと思います。医師は医局、サラリーマンは一つの会社内で生きていくことが多いですが、日本はそういう社会的な流動性が少ないです。北朝鮮はまさにそうですが、日本という国もちょっとあぶないよなあ、、と良く思います。

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