« 海外からの移住者(6ヶ月以上滞在だったか?) | トップページ | 聖路加病院長・福井氏「『医療の質』の議論が二の次で危惧」 »

2018年7月19日 (木)

日本発新薬

日本の製薬会社からいい新薬が開発されるのはうれしいことです。
M&Aばかりで成長をはかるのは僕はあまりすきではないです。企業としては仕方の無いところもあるのでしょうが。
新薬開発はがんや難治性稀少疾患、あるいは痴呆などの中枢系に対する分子標的薬が中心になってきている印象です。
そのため、薬剤は高い。一方、小分子化合物だとかなり安価になるので、僕はそちらの開発も続けて欲しいと切に願います。
皮膚科領域だとどうでしょうか。アトピー性皮膚炎などの患者数が多い疾患は、まずは安価な薬剤でコントロールをはかり、それでもうまく治療できない重症の患者には、生物学的製剤の導入、という流れにならないと医療経済もなりたちません。IL-4受容体の中和抗体もその方向性で進んでいます。
これからも続々と開発されているアトピー性皮膚炎の治療薬は、その多くが高額医療になること必至のため、その恩恵にあずかれない患者が多数います。
低分子化合物の開発は、これからむしろアカデミアの出番が来るのではないかと考えます。まだ僕も定年までしばらくあるので、ユニークなターゲットを見つけて、安価な薬剤開発に繋げることが一つの夢です。

« 海外からの移住者(6ヶ月以上滞在だったか?) | トップページ | 聖路加病院長・福井氏「『医療の質』の議論が二の次で危惧」 »

アマゾン

かばの本棚

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31