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2017年7月 1日 (土)

指定国立大学法人の指定に東大・京大・東北大

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1387558.htm

昨日発表されました。
阪大でなく東北大、というのはライフサイエンスを専門にしている私からすると意外な結果です。というかライフサイエンスであれば、阪大の方が京大よりも上という感覚が僕の中ではある位なので。。。

さて、指定国立大学になるとどのようなメリットがあるのかが、巷に溢れている記事からは読み取ることができません。

京大の広報からは
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/kikaku-joho/kikaku/news/2017/170630_1.html
の中で、
「指定国立大学法人制度は、優秀な人材を引きつけ、研究力の強化を図り、社会からの評価と支援を得るという好循環を実現する戦略性と実効性を持った取組を提示でき、かつ自らが定める期間の中で、確実な実行を行いうる大学を指定国立大学法人として文部科学大臣が指定するものです。

 指定国立大学法人は現在の人的・物的リソースの分析と、今後想定される経済的・社会的環境の変化を踏まえ、大学の将来構想とその構想を実現するための道筋及び期間を明確化することが求められます。また、社会や経済の発展に与えた影響と取組の具体的成果を積極的に発信し、国立大学改革の推進役としての役割を果たすことが期待されます。」

とあります。これって、返って面倒なことが増えるだけなのでは、、、という気がします。それにこういう大学の格差・差別化を行うことがどういう意味があるのかは、文科省の本気度次第なのでしょうか。。。少し心配です。これまでも大学院大学を推進する政策などありましたが結局なんのこっちゃよくわからなかったです。

厚労省がとった、新研修医制度は、さまざまな点で医療や医学の崩壊を導きました。その反省はほとんどないし、いいところがあまり見えてきません。

大学病院もいろいろな審査をうけて、補助金をコントロールされる時代ですが、そういうことが、病院や医者の業務を増加させ、医師はちょっとお疲れモードになり、研究をやろうという人が減ってきている、というのは多くの人が感じているところです。

若い人が単にもっと世界を若いうちに見ればそれが一番シンプルかつベストな方針で、そういうことを推進できるのであればいいけど、それって、3つの大学が推進していくようなものではなく、世界的に見たら所詮日本の大学なんてどこもドングリの背比べのような気がしています。いろいろと目標をたてるとあるけど、餅をいくら絵に書いたって、実質がどれだけ変わるのか、、、、。

まあ、僕がごちゃごちゃいっても何も変わるわけではないので、その中でベストな道を探っていくしかないです。

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