2012年5月28日 (月)

帰国

いつも通り帰国してラボに直行して溜まった仕事の片付けです。
今回の台湾出張は自分の中で何かを変化させました。うまく言葉にできませんが、ダメな方向に向かいつつある日本がもう一度しっかりがんばらないといけない、ということなのかも知れません。

去年、JSID Asia Oceania Forumを企画していたときに、台湾、中国、韓国、オーストラリアの理事長にinvitationのやり取りをしました。その時はちょうど震災のあとでしたので、海外の方は訪日に一部不安感を見せる方もおられたので、台湾の研究皮膚科の理事長に京都は今のところ心配ないですから、是非参加してください、とメールしました。

その時の御返事に、
"We TSID members are delighted to attend your JSID meeting no matter what happened or what talked about by media. Because Japanese and Taiwanese are long term good friends."
という文章がありました(TSIDとは台湾研究皮膚科学会で、JSIDは日本研究皮膚科学会です)。
僕にとってこのお言葉の意義は本当に大きかったです。

そして今回TSIDに呼んでいただいて講演できたことが、自分の中でこの上ない幸せでした。

役目終了@台北

台湾皮膚科学会での講演が無事終了しました。
台湾の先生方はとても熱心で、日本のように学会に単に受講証をもらいにくるだけ、とかそういう感じの人はすくないです。
ただ、日本よりもcosmetic dermatologyの浸透が早い気がします。韓国には到底及びませんけど。
企業展示はほとんどがcosmetics関係でした。
日本からは田辺三菱のタリオンと花王のキュレルがしっかり存在感を示していました。

毎日中華料理の連続ですが、上海、台湾、など少しずつ風味がちがうので飽きずに楽しく食事をさせてもらっていますが、2.5kgほど太りました。毎日お腹がぱんぱんです。

早朝と夜中に仕事をこつこつやってますが、少しずつまた溜まってきました。帰国後が大変です。でも、日皮会の総会で5つスライドを準備しないといけないので、論文書きが一つ滞ったままです。5つの講演は少し話が重なってもゆるしてもらえますよね・・・。ちょっとさすがにネタがもちません・・・。

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花王の石田さんに偶然会いました。朱先生とも一緒に。
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Wen-Hungが歌わされました。

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Revisiting the classic concept of skin associated lymphoid tissueというタイトルの講演をしました。かなり難しい話になってしまいましたが、多くの人から的を得た質問をうけました。

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名市大に留学されていた羅先生に再会。となりのTomとTony(なぜか台湾ではヨーロッパのような呼び名があります。ちょっとぴんと来ませんが、台湾の名前を性格に発音したり覚えるのは大変なのでちょっとありがたいです。

明日帰国です。

2012年5月26日 (土)

台北へ

台湾研究皮膚科学会と台湾皮膚科学会の講演に招いていただいて台北に来ています。
今日は、国立台湾大のjunior facultyの方に大学を案内してもらい、そのあと101ビルの85階で中華をごちそうになりました。

日本で失われつつあるこころがまだ台湾には確実にあります。
台湾大の医学部には日本に統括されていた当時の建物が残っていて、それを壊さずに大切に保存してくれています。

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今村先生の業績集も大切においてありました。
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Minorの第2版、はじめてみました。

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おいしい食事をどうもありがとう!日本ではごちそうします。

2012年5月25日 (金)

仙台にて

仙台で講演させていただきました。最近の楽しみは、ご当地の皮膚科学教室の見学です。各大学がいろいろと工夫されていて、いろいろと勉強になります。
特に今回は相場先生、山崎先生のお二人とお話できたのは大きな収穫でした。
皮膚科にはよく入院中の他科からのついでに水虫も診てください、というようなついで外来の患者が多く、初診外来のあり方を大きく圧迫しています。この問題をどう解決すればいいのか・・・、ここではちょっと書くべき問題ではないので書かないですけど、考えさせられること大です。

スタッフの数は減らされていく一方で、書類が増え、教育のduty、病院黒字経営などをとやかく言われると、研究がおざなりになってしまうのも無理はないです。そこで踏ん張っていくには大学が魅力的であること、研究が楽しい、などそういう何かがないと難しいということが、だんだんはっきりしてきています。

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2012年5月24日 (木)

オリンピック招致

朝のニュースで、イスタンブール、マドリッド、東京の3つに絞られたとか。
適当な直感ですが、イスタンブールか東京かな。
前回の落選の要因の一つに国民の支持率の低さがあったそうです。マスコミもこういうときくらいちょっとがんばってくれてもいいように思います。こういうときの一致団結さというのは韓国などに比べて日本は随分と希薄ですけど、そういうポテンシャルはある国ですから。
学会を昨年やってみて、昔とは僕自身少し考えが変わった気がします。

さて、もう朝型生活は崩壊しつつあります。予想通りです。

2012年5月23日 (水)

教養としての研究留学

先日島岡先生と対談させていただきました教養としての研究留学が、今号の医学のあゆみに掲載されています。
リンクのサイトから立ち読みもできます。
あまり気の利いたことがいえなくて、僕の方はいけてないのですが、島岡先生の教養が炸裂しているのは間違いないです。

若手研究者の減少

広田先生のtwitterでこんな記事があることを知りました。
何となく感じていることが現実なんだな、ということです。

このままでは、科学技術競争力の低下につながるおそれが。
と書かれていますが、おそれでもなんでもなくて、間違いなくそうなります。

ただ、全体の競争力が落ちたとしても、また、全体の研究者の数は減ったとしても、本物のリーダーが育っていてくれればまだ救いがあります(本物のリーダーというのは、僕なんかが全く及びもしない本当に凄い人、ということですよ)。

朝型の生活にしてから、夕方6時頃にどうもガスが切れてきます。
今朝も5時過ぎに仕事を開始しましたが、なんとNさんが仕事してました。
4時半起きで、途中で、お子さんにお弁当を作るとかで帰っていきましたが、若いとはやはりいいですね。参ります。

2012年5月22日 (火)

朝型生活

朝5時頃起きて、外来が始まるまで仕事をするという生活がなぜか続いています。
ただ、普段は朝ご飯抜きなのに、朝型生活にすると朝ご飯をそれなりに食べてしまうため、一日3食になります。すると体重が増えていくことが判明しました。別にいいのですが。

最近もっぱら朝は、research articleの論文書きです。いくつ固まってしまっていますので、必死こいて仕事しています。まとまった時間をつくって考えないとうまくストーリーをつくれないので、こういう時間は有効です。これまでは疲れた頭で夕方から書いていましたが、朝の方が随分はかどります。

ただ、夜ラボにいないので、後輩との交流が減ってしまっています。最近は僕がいなくても、あるいは以内方がむしろいいのでしょうか?、みんなよくがんばっているので、まあ僕が遅くまで大学にいる必要もなくなってきているのかもしれません。

まあ、夜型に戻るのは時間の問題でしょうが。

ちなみにダルビッシュだめでしたね。サイヤング受賞者との格の違いを今回は見せつけられた形になりましたが、彼はこれから進化していくと思いますのでMLBが数年ぶりに楽しくフォローしています。

男子ゴルフはシケシケですしね。オリンピックの藤原新がどれくらいがんばれるかなども興味があります。
先日の情熱大陸の録画をみましたが、奥さんは産婦人科医なんですね。


2012年5月21日 (月)

金環日食2

ぼくはてっきり凄く暗くなって余裕で日食が起きているのがわかるのかと勘違いしていました。
勉強不足です、というかあまり興味がありませんでした。

カメラだととれるかと思ってシャッタースピードなどを思いっきり早くしたりしていじくりましたがだめでした。

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どうやら、近衛町あたりでは、金環日食は起こらなかった模様です。

非常にまぶしくて目が痛みました。その部分だけはマスコミの報道が正しかったと認識しました。

金環日食

あまり興味ないのですが、ラボから大文字方面に見られるというのはなかなか映えそうです。
一応見るつもり。

と思って外をみたら太陽が雲にかくれてるし・・・。

2012年5月20日 (日)

久しぶりにラン

ずっと膝の調子が悪かったのですが、少しずつましになってきたので、軽くはしりました。
違和感と痛みはありますが、やっとなんとか・・・。うれしいです。

さて、仕事もこつこつと進めています。今日も10人近く仕事していたし、興味深い結果も結構出てきています。みんなの仕事を滞りなく進めることができるようにするためには、僕がいま一番がんばらないとならないです。
数人分の論文の手直しなどをとめてしまっています。能力的にこのあたりが限界です。
来週は仙台と台湾出張(台湾ではtalk2つとround table discussionをやらないといけないそうです)です。
再来週は日本皮膚科学会の総会があります。一つの学会で5つの講演をするのは僕自身初めてで、その準備もしないといけないのです。
嘆いても始まりませんので、明日は一つ論文をできるだけfinalizeさせるように気合を入れます。
ということで、今日はまた早く寝てしまいそうで、ただ明日も4-5時頃に起きるつもり。
どうなるかわかりませんけど。

電力不足

通勤路の一写真です。
ということで、毎日平安神宮の鳥居を見ながら大学に通っています。

この写真は朝5時のものですが、明るい・・・。
サマータイムを導入するとどのくらい電力消費は減るのでしょうか。
そういう計算は既になされていると思うのですが、消費の活性化のためにもいいのではないかと思うのは僕だけではないはず。

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2012年5月18日 (金)

福井出張

先月福井駅前ハーフマラソンにでてから1ヶ月半の後にまた福井にやって参りました。
福井大の熊切先生にお招きいただきました。
病理の専門家ですので、僕らの行っているイメージングの話が納得してもらえるものであるのか是非一度お話したいと思っていました。
接触皮膚炎で認められる我々の見ている現象について随分長い間discussionさせて頂きましたが、僕自身も自分の仮説が間違っていなさそうで、本当にホッとしました。

また、同期入局の西村先生、後輩の登谷先生と一緒に食事に行きました(イボ治療の秘技も教えてもらいました)。楽しい時間を過ごせました。
そして今朝は5時に起きてまた仕事して、これから研究皮膚科学会の理事会で東京です。


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2012年5月17日 (木)

朝型生活

今朝は4時に目が覚め、そのまま大学で仕事してしています。まだ8時にもなっていないのに随分と仕事が進み、ご機嫌です。
でもあと数日持たずにまた夜型に戻ってしまうことは目に見えています。

溜まった仕事で一番気がかりなのが後輩の論文を僕の手元でとめてしまうことです。ただ、論文を推敲する作業は時間がかかります。論文を本当にきちんと書けるようになるのは本当に時間がかかるわけで、その段階に多くの後輩が達していない訳で、文献が適切かどうかという作業から地道にやるわけですから結構大変なのです。

今日は何としても一つはまとめないといけないです。
夜から福井でその後東京で研究皮膚科の理事会があります。土曜日も膠原病内科との合同研究会があります。

やはり気合しかないですね。
そうそう、一つ、論文がまずまずのところにrevisionになりました。これは絶対ものにしたいところです。これがrejectになったら涙です。

さて、今日はダルビッシュ勝つ気がします。8回くらいまで投げて2失点以内。

2012年5月16日 (水)

JIDのブログ

JIDもブログを始めています。
どんな風にしたらいいですか、とGilchrest先生やGoldsmith先生から相談を受けましたが、こんな高いレベルのところのブログと僕のはちょっと訳が違うので、なんとも難しい話ではあります。
とりあえずまずは宣伝だけでもしておくことにします。

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時差ボケ SIDでの写真

今朝も5時台に目が覚めて早朝から仕事です。
しかしながら、3人の子持ちのNさんが6時から仕事をしているのには感心です。
すごいですね。

SIDでの写真をいくつか。
韓国の先生方に僕と戸倉先生は夜中のみに連れ出されました。
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Bergstresser先生のJIDのchief editor退任のお祝いパーティにて。
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JIDのこの数年間はBergstresser先生により、qualityがあがり、skin biologyの一流紙としての地位を確保したように思います。基礎研究者からの投稿が増えレベルがどんどんあがっていっています。
それに引っ張られるような感じで、皮膚科全体のresearch activityが上がっている気がします。
JDSもさらにまたIFが上がるらしいです。IFはどうでもいいようなものではありますが、自分が気合をいれて書いた論文が掲載された雑誌のIFが下がるとなんだか自分の持っている株価が下がったようななんとも悲しい気がします(株は持ってませんが)。不思議なものです。
さて、JIDのnext chief editorはBarbara Gilchrest先生になりました。
これからさらにどう発展していくのか楽しみです。

2012年5月14日 (月)

出張後ショック

毎度のことですが、出張後は仕事が大変です。
メールボックスから溢れそうな書類をまず片付けて、依頼原稿も二つ来ていましたので、とりあえず、一つは終わらせてから帰ろうと思います。

しかしまあ、時差ボケで眠たい。

明日はどうせ早く目が覚めるだろうから後輩の論文作成を気合い入れて読み込むつもり。
体が資本です。

健康な体に育ててくれた両親に感謝。一昨日は母の日でしたが、飛行機に乗っている間に一瞬で消え去ってしまいました。ルンバをプレゼントしてみました。

帰国

飛行機の中では結構楽しめました。
仕事もさることながら、読書もパラパラと、「日本人が誤解する英語」を読んだりしました。
これはなかなかいい本です。日本人の苦手な冠詞の問題のみならず、仮定法や時制の問題を映画で用いられる例を使いながら具体的に説明してくれています。haveとかget、前置詞の語感に僕らは鈍感ですが、そういうところもかなり明確に使い分けることができる様になりそうです。まあ、英語が使いこなせるようになるには本当に時間がかかるわけで、常に努力を払おうと思っていますから。ただ論文や英語の小説を読むだけでもダメで、たまにはこういう本を読むことも大切だな、と改めて思った次第です。

実は行きの飛行機に佐渡裕の「僕はいかにして指揮者になったか」を置き忘れてしまい、こちらは途中までしか読めずじまい。もう一冊買う羽目になりました。

Raleighへ向けて朝4時おき、それからDC、成田、伊丹へ乗り継ぎようやく京都に今向かっています。
直接大学に行って仕事をしようと思いますが、あまり使い物にならないかも知れません。


2012年5月13日 (日)

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5日間いると、少しずつ町の顔が見えてきます。
みんな人はいいです。みんなかなり親切です。
日本食のおいしい店もありましたし、今日行ったレバノン料理もなかなかよかったです。

こういう機会がなければアメリカのこういう町にくることもなかったでしょうから、考え方を変えればいわゆる普通に来るような町でないところに学会でいけるのもいいことなのかも、と最終的には感じました。

根が楽観的というか順応しやすいようです。
こういう性格は得します。

SID学会終了

発表も無事終了しました。
終わった後、数人の方にですが、よかったですよ、という感じの声をかけてもらいました。
a lot of new insightsというコメントをもらえたのはうれしいです。

その後は知り合いの先生と一緒に夕食しました。日本の他大学の先生方と親睦を図れるのも国際学会のいいところです。

こうして毎年学会に参加して発表したりしていると少しずつですが、海外の知り合いも増えて、より学会に参加することが楽しくなります。こういう人間関係というのは一朝一夕では得られないのでやはり時間がかかるように思います。
もちろんぶっちぎりのいい仕事をすれば話は違うかも知れませんが。

アメリカの研究皮膚科学会は免疫の事が興味の中心にどうしてもなってしまう自分にとって、視野を広げるいい機会と思います。
発生、再生、発癌など本当は皮膚科には僕の知らない多くの興味深い領域があるわけですが、長い間研究をすればするほど、結局自分の一番興味あるところにfocusしなければいい仕事はできないということです。

まだ僕も大学院に入学してから13年しかたってませんので、大きな事はいえないですけど。

あと、JIDのeditorial boardに今年度からも加えていただく事になりました。ついに日本人は僕と天谷先生だけになってしまいました。
いずれはJSIDはアジアのSIDの代表にならないといけない訳ですが、圧倒的でありたいと思っています。

昔イチローがWBCのときに野球はアジアでは日本が圧倒的である、というような発言をしたあと、韓国かどこかに敗れたことをふと思い出しました。

ただ、今日の夜飲んでいるときに、僕の数年上の先生が「日の丸を背負って研究したり学会に参加している」という発言をされました。いいですね。

ということで、今日は12時までみんなと楽しく時間を過ごしましたが、その後ジムにいって走ってきました。朝4時のタクシーなので、あと3時間しかねむれませんが、時差ボケを直すにはちょうどいいかもです。

これからまたしっかり日常を頑張らないと・・・。

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